「慢性痛」の記事一覧
慢性痛とは?
厚生労働省が慢性疼痛治療ガイドラインを作成しました。
(厚生労働省科学研究 牛田班)
そのなかで、急性痛と慢性疼痛の違いを痛みの原因・持続時間・痛みの伴う状態・気分で比べると、
痛みの原因を、
急性痛は、ケガによって筋肉や関節に痛みを感じる
慢性疼痛は、ケガから筋肉や関節からの痛みを感じる脳神経が、
うつ気分・ストレス環境・低気圧などの影響で、ずっと痛みを感じる
持続時間を、
急性痛は、短い間痛みを感じる
慢性疼痛は、3か月以上痛みが続く
痛みに伴う状態は、
急性痛は、身体が興奮することで、気持ちがイライラする。
慢性疼痛は、眠れない・食欲がない・便秘・動作が遅くなる
気分は、
急性痛は、痛みにおびえる
慢性疼痛は、うつ状態・不安になる・すぐに怒る・痛みがなくならないと思っている
に分けています。
好転堂の慢性痛への対応
好転堂に来られる方は、身体に痛みが出てから病院や接骨院に行っても痛みがなかなか改善されない方が、ほとんどです。
好転堂に来られる方の身体の痛みは、基本的に慢性痛だと考えています。
好転堂は、慢性痛の方に鎮痛効果が期待できる鍼灸や、痛みで固まっている身体を動かす整体を使って、慢性痛を改善していきます。
慢性痛の方にお話を伺うと、
「身体の〇〇が痛いです」
「身体が痛いので、ゆっくりしか動けなくなったり、身体を動かそうとすると痛みが出るので、身体を動かしたくない」
「身体が痛いので、なかなか眠れない。夜寝てても痛みが起きて目が覚めてしまう」
「常に痛いので、何もやる気が出てこなかったり、急にイライラしたり、ずっと痛みが続くかもしれないと思って、怖くなったりする」
「痛いけど、仕事があるので痛み止めの薬を飲んで仕事をしているけど、なかなか痛みが引かない」
などのお話が出てきました。
好転堂は、慢性痛の方にみられる、
身体の痛み・痛みへの不安や興津・寝不足・気分改善のために、
鎮痛効果が期待できる鍼灸や動作改善が目的の整体を使って、慢性痛を改善していきます。
参考文献:慢性疼痛治療ガイドライン 真興交易(株)医書出版部
監修:厚生労働省行政推進調査事業費補助金
慢性の痛み政策研究事業
「慢性の痛み診療・教育の基盤となるシステム構築に関する研究」研究班
参考文献:慢性痛のサイエンス
半場道子 医学書院
参考資料:疼痛の理学療法 慢性痛の理解とエビデンス 第2版
シリーズ編集 黒川 幸雄 高橋 正明 鶴見 隆正
責任編集 鈴木 重行 三輪書店